未亡人 老後

夫が亡くなったら専業主婦やパートの妻は国民保険や国民年金を払うの?

夫が亡くなった未亡人になった妻は法律で国民保険と国民年金を払わなくてはいけないことになってます。

 

もちろん、フルタイムでずっと社会保険に入って、厚生年金を払っている妻はそのままで問題ありません。

 

今までは夫の扶養と言うことで国民年金を払わなくても良かった妻。

でも、夫が亡くなったらそうはいきません。

 

気になるのが、国民保険や年金はいつまで払わなくてはいけないかですよね。

国民保険は必ず入らないと大変です。

全額自己負担になりますから。

 

ただし、こちらも免除制度があるようなので社会保険事務所で自分が払えない旨を話してみると免除にしてくれる場合もあります。

 

また、遺族年金がもらえるから国民年金は払わなくていいや!

と思ったら65歳以降の、国からもらえる年金額に響いてきますから注意が必要です。

夫が亡くなったら国民年金は、いつまで払わなくてはいけないの?

 

60歳になるまで国民年金は納めなければなりません。

 

夫が亡くなったら、遺族年金がもらえますが、60歳までは遺族年金をもらいながらでも国民年金は払い続ける必要があるのです。

年金がもらえるから、国民年金を払うのがばかばかしくなると払わなくなる未亡人が少なからずいる!

ということです。

でもそれは65歳から悲惨の一歩をたどることになります。

 

未亡人で遺族年金をもらっていても60歳までは国民年金は払わなくてはならない義務になっていますので、私も手続きをして60歳まで払ってました。

 

 

そして、自然と60歳の誕生日を迎えるころには引き落としがされなくなってました。

私は夫が亡くなってから16年くらい国民年金を払い続けていました。

 

もしも、夫が亡くなって生活が苦しく国民年金は払えない人には、免除と言う制度もあります。

 

免除されても、いざ年金をもらう時になれば年数としては数えられてももらえる年金は少なくなります。

60歳まで国民年金を払うか払わないかで65歳からの遺族年金の額が違ってくる!

 

遺族年金をもらっているから、国民年金を払うことはないや!

もう年金もらっているのだから、その分貯金してれば良いや!

 

と思って60歳まで国民年金を収めていなかったら、65歳からの遺族年金の総額がかなり減って来ます。

 

寡婦年金の約59万円が無くなってしまうからです。

 

その分国民年金や厚生年金等の自分の老齢年金が65歳から入ってきます。

 

今まで収めてきた年金額が少ないと大変です。

 

65歳になった時寡婦年金分が減って老齢年金も少ない場合は、かなり65歳以降は金銭的に厳しくなるのです。

 

65歳からの年金があまりにも減ってしまって、65歳から働かなくっちゃ!

という事にもなりかねません。

 

59万円の寡婦加算額と言っても、一か月に直すと5万円くらい減りますから大きいです。

 

私は50代の終わりに社会保険事務所で、65歳からどのくらいの年金がもらえるか計算してもらいました。

 

65歳で寡婦年金は確かに減るけど、旦那さんが亡くなった15年前からずっと国民年金をかけてきたから、多少65歳前よりも年金は減るけどそんなに変わりませんよ!

 

と言われました。

個人年金も若干掛けているから、ちょっぴり安心。

60歳過ぎても国民年金を払ったほうが良いの?

 

普通は、60歳時点でもう国民年金を払わなくても良いということになりますが、任意で65歳まで加入することが出来ます。

 

ただし、今までの国民年金の加入が40年すでに収めていたら、ここで打ちきりです。

 

もう十分もらえるということなのかもしれませんね。

 

私は国民年金の額が約17,000円減ったことで、かなり今ある支出が減って良かったと思ってそのままもう国民年金の任意加入はしてません。

 

でも余裕がある、又は今後もっと年金額を増やしてからもらいたい場合は65歳までの5年間払い続けると寡婦年金がなくなっても安心度はありますね。(掛け金の年数が40年未満の場合)

 

私は60歳になり約1年間国民年金は払ってませんが、65歳まで払ったほうがメリットあるならまた国民年金を収めていこうか検討してます。(40年間までは年数が足りてないので)

 

ただし元をとるまで何年もかかるそうなので・・・迷い中です。

 

でも、貯金しても同じかなと思ったり。

もしも今から65歳まで国民年金を払っていたら、死んでしまったら払い損になるし。

 

一応、法で定めた60歳までは国民年金は収めたから、このままでいいか!

と葛藤してます。

 

たぶん、65歳までの任意での国民年金を払わず貯金に回すと思います。

17,000円は大きいですものね。

 

もしも、年金じゃなくてもあと4年間17,000円を12か月貯金したとしたら、1年間で約20万円。

4年間で80万円です。

 

年金で増える額は、まだ先ですが長生きするほどお得になります。

個人年金をおなかいっぱいかけている人は65歳になって寡婦年金がなくなっても、心配ないですね!

 

もしも40年間年金を掛けていない人は、60歳過ぎても任意加入で国民年金を掛けられる人は、お勧めのようですが。

 

気になる方は社会保険事務所に行って、詳しく聞いてくると良いかと思います。

未亡人は対策をしておかないと、65歳からの年金の差がけっこう出てきてしまうんですよね!

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