老いるといいことがないとある番組で話した吉田拓郎。
ヤフーニュースにこの度載っていた吉田拓郎の老いの現実。
70を過ぎたと書いてあったけど、調べたら78歳の吉田拓郎。
そりゃぁ78歳、老いに直面しているのは当たり前。
体力が衰えてきたからライブもしんどいのだとか。
普通にサラリーマンだったらとっくに引退してますものね。
ライブはきついと思います。
気力や高揚感でライブを行っているのかとは思いますが。
人はどんな時に老いることはいいことがないと感じているのでしょうか?
老いるといいことがないと思う?思わないのは強がり?
老いることはいいことがないとある番組で話していた吉田拓郎さんですが、これは本当だと思います。
年々体力気力は落ちていくに決まってますから。
体力は70代前半と後半は違います。
親を見ていてそう思いました。
かつて現在の吉田拓郎くらいの年齢であった父が鏡に映った自分の顔を見つめ、「俺はこんな顔になったのか!白髪も増えたな」
70代前後まで強さも持ち合わせていたのに、こんなに弱気になってしまったなんて。
肺炎などの入院やちょっとしたことが原因の骨折等をして、今までだったらこんなことはなかったのにと嘆いている父の姿がそこにありました。
やはり元気であるのはせいぜい70歳前後までなのでしょうか?
老いるといいことはないと思っているのは吉田拓郎さんだけじゃなかったんだと思いました。
時々、年を取るって素敵なことよというご婦人がいますが、何でしょう。
強がりなのでしょうか?
私にはわからない。
年を取ることが正直に怖いですもの。
老いてもいいことがあるとしたら?
老いてもいいことがあるとしたら何でしょうか?
それは毎日不安のない暮らしをしていることです。
お金、健康、孤独の不安要素を抱えない毎日を過ごすこと。
たとえ年老いたとしても。
私の知り合いで100歳の女性がいますが、今何の不安もないそうです。
お金関係はとっくに息子に任せてます。
同居しているので、お金の不安など全くなし。
100歳の今でも薬を一つも飲んでいません。
風はひいたことがない。
具合も悪いところも何もない。
健康そのもの。
孤独なんてものもなし。
同居している息子夫婦が優しいし、お嫁さんの手料理を毎日食べている穏やかな日々。
こんな女性のような生き方をしていれば老いてもいい。
このような女性は稀かもしれませんが、老後の3大不安が無ければ老いてもいいことないとは思わないで済みそうです。