介護

介護施設に入ったら認知症が進むのは本当?

介護施設でバイトをしている身である私は利用者さんの認知度が手に取るようにわかります。

去年の今頃は普通に話をしていたのに。

歩けてたし、トイレも自分で行けたのに。

食事介助をしてもらわないと自分では食べられなくなったり。

介護施設にいると認知症が進むのは本当だろうか?

介護施設にいると認知症が進む?

 

介護施設に入居する人の理由は様々。

見た目どこも悪くないような70代の人もいますしね。

このご婦人なんかそうなのですが、最近は最初のころ見受けられなかった認知が始まってきました。

ビックリするのは、「私そろそろ退院しても良いと思う。ここはいったいどこ?」

ここに入居したのは自分で買い物が出来なくなった程度だったのに、今では何もできなくなったご婦人。

お部屋は他の入居者さんよりもシンプル。

それはなぜかと言うと、タンスなどがない。

おうちの人が季節ごとに持ち帰って服類を入れ替えしてくれているからだという。

でもあまりにもシンプル。

入院している個室よりも殺風景かもしれない。

プチ箪笥やカラフルな椅子など置いておくと入居者さんにとっても良いと思います。

そんな中、ディサービスと食堂以外お部屋にいるのだから「私は誰?ここはどこ?」になってしまうのは無理もない。

介護施設で認知症にならないためには?

 

介護施設にいると認知症が進むという話をよく聞きますが、年もとるので仕方のない部分はあります。

刺激もないですし。

そんな中、認知症にならないためにすることってあるのでしょうか?

ひとつはお部屋の雰囲気。

殺風景はダメ。

家にいてもそうですが、部屋の雰囲気は大事です。

色を使ったり、なるべく今までの家のようにくつろげる精神的リラックスができることが大切です。

あとはディサービスや食堂にいる以外はお部屋にいるので、部屋でのやることがある人は生き生きとしてますね。

刺し子をしたり、編み物をしたり。

韓流ドラマを見ている人も少々いるようです。

そしてスタッフやおうちの人に買い物を頼むことも楽しみにしている人も多いのです。

決められた食事以外に何かを食べられることはとても楽しみなのです。

それらはおうちの人がいればお小遣いとして入居者さんに渡しておく必要があります。

出かけることはほとんどないのでお金は使いませんが、おやつや日用品を買ったりするお金は必要。

そんな買い物を頼む楽しみ等刺激があると認知症もひどくならない理由の一つです。

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