老いていく不安と言うのは、若いころは何も感じませんよね。
まさか、自分が60代、70代、それ以上の年齢になるなんて考えもしません。
でも50代の半ばくらいから、初老特有の老いの不安が出てくる人がいます。
もちろん、何も感じない人もいます。
何かきっかけがあって、老いること、亡くなることに不安を感じ鬱症状になる人もいます。
老いの不安はある程度の年齢になってから、急に出てきてしまうんです。
すごく辛い場合は入院してしまう人もいます。
老いていく不安や恐怖から気持ちを楽にする方法はあるのでしょうか?
老いていく不安、恐怖感から気持ちを楽にすることは出来るの?
精神的不安になるほど、老いていくことの不安や恐怖を覚え始めた時からは、元の年齢を感じない明るい気持ちに戻るのは難しいのです。
老いていくことについて、何とも思わない人もいます。
そんな人は、不安も恐怖も感じず、年齢を重ねるのもごく自然なこととして無意識に受け入れています。
でも、そうではない人もたくさんいます。
私もそうです。
未亡人になり、愛犬が亡くなり、娘たちは結婚。
たったひとり。
毎年年齢を重ねていくほど、恐怖を感じます。
少し前までは、「やだわ。40代になっちゃったわ!」
程度でしたが、今度はそうもいってられません。
老いがどんどん近づいてきてます。
そこに気が付いてしまうと、精神的不安症を抱えて心臓ドキドキが朝からひどくなります。
特に一人暮らしだと。
一つ屋根の下に誰かいると、それでも少しは老いの不安が解消されます。
でも、たった一人で毎年年をとっていくということは不安で恐怖を感じます。
そんな恐怖感から逃れることは出来るのでしょうか?
私は、2年半前から朝起きるとドキドキ感が毎日のように起こるようになりました。
少し我慢してましたが、あまりにも辛く、ショッピングモールの自律神経のバランスやストレス度を測る機械で試しには測ってみると、すごく悪い数字でした。
偶然なのか、本当にそんな機械で自分の身体のことまでわかるのか、不思議でした。
とにかく、毎朝が苦しいので心療内科に行くことにしたのです。
やはり、鬱症状のような苦しみを感じたら、なるべく早く医師に診てもらい薬を処方してもらうのが一番です。
また、同じような環境の友人とおしゃべりやお出かけするのが、特効薬のような気がします。
夫が死んで誰も友達がいないという悩みを持っている人もいます。
フェイスブックや、ジモティで友人になってくれそうな人やグループに入るというのも少し気分転換になります。
そしてとにかくひとりがいい!
と言う人は落ち着くまで、お散歩がおススメです。
何も考えずに30分くらいゆっくりと散歩して、引きこもらないことが大切ですね。
老いていく不安や恐怖感は何歳位から?
老いていく不安は自分の年齢をふと考えた時、「もういつの間にかこんな年齢になったんだわ!」
少し前まで何も年齢のことなど不安に思ったことはなかったのにくらいにしか思いません。
年をとると、嫌だなぁ程度だったのが、ある年齢から「老い」を恐怖に感じるようになります。
そのある年齢と言うのは、「あと何年くらい生きられるか寿命を受け入れる時」ですね。
定年前後60代位から、初老ウツと言う厄介な病名も出てきます。
見た目、思考能力の低下。
美人だった人の今の老化を受け入れがたい辛さ。
どうにもならない年齢。
完全に人生の半分以上生きてきて、高齢を感じる時。
老いを感じないようにするためには?
割とどんなことにも当てはまるのが、何か辛いことがあった時は「暇を作らないこと」なんです。
でも、心が不安定だと何も手が付かないというのも現実ですよね。
カウンセリングしてもらったり、本を買ってこんな考えもあるんだ!
と、自分よりも年上の人が書いた本を読むことをおすすめします。
老いは怖くない!
と書いてあるかもしれませんが、その後は人間100%亡くなります。
亡くなっていく自分が怖いと思う人もいます。
その心を克服するには、薬の力、本の力あたりを味方に付けること。
それが老いの不安や恐怖から少し気持ちが遠のくことが出来るかもしれないですね。